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               働くあなたの公的年金&保険
               知っ得情報 NO.259              2017.09.15.
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★保険&年金基礎知識〜振替加算を考える〜

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台風18号が日本列島に近づいています。
台風が激烈の度合いを増して被害も甚大になっています。

今度の台風の被害が大きくないことを祈るばかりです。

今回は、今クローズアップされている振替加算のお話です。

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★保険&年金基礎知識〜振替加算を考える〜

9月13日、厚生労働省は、年金の振替加算制度で事務処理ミスなどがあり、
1991年からの26年間で10万5963人に計598億円の支給漏れがあったと公表。
大半のミスは、2015年に、被用者年金である厚生年金(会社員)と共済年金(公務員)
が統合された際に双方の情報伝達がスムーズではなかったことによるものだそうで、
支給漏れのうち96%は、配偶者の一方が共済年金受給者であったとのことです。
支給漏れは、1人当たり最高で590万円、平均56万円に上るとのことです。

この問題の対応策としては、11月上旬に、対象者又は対象者の遺族にお知らせを送付、
11月15日にミスにより支給されなかった年金額を支払う予定。
勿論、事務処理ミスですので、時効にかかる分も支払い、死亡している対象者約4000人
については、生計が同じ3親等以内の親族に支給するとのことです。

●そもそも振替加算とは?

・振替加算制度の背景

旧国民年金法では、厚生年金及び共済年金の被保険者の被扶養配偶者は、
国民年金については強制加入ではなく、任意加入でした。
そのために、旧国民年金に加入していなかった被扶養配偶者が、
年金法が改正となり第3号被保険者制度がスタートした昭和61年以降に
被保険者となっても年金加入期間が短く、老齢基礎年金の額は小額の場合が
多いです。
そこで、老齢厚生年金及び退職共済年金に加算されている加給年金額を、
その配偶者が受給する老齢基礎年金に振替えることにしたのが、
「振替加算」です。


・振替加算と加給年金
上にも出てきましたね?「加給年金」
振替加算とは、を考える時に、必ず出てくるのが、加給年金です。
加給年金と振替加算は、いわばコンビなのです。
ざっくり説明いたしますと
・加給年金とは?
以下は、厚生年金の加入者の例としてお話しますね。

加給年金とは、厚生年金に20年加入していた夫()が、

老齢厚生年金(60歳前半の特別支給の老齢年金をふくむ)を受け取ることが

出来る年齢になって、生計維持される妻()18歳未満の子供がいる場合に
一定の要件をクリアすれば、本人の年金とは別に受け取ることが出来る年金です。

・そして振替加算は、加給年金の後に登場 

そして、生計維持される妻()が、65歳に達すると、
この加給年金は打ち切られ、
代わりに振替加算として、

()の基礎年金にプラスして受け取ることが出来ます。

・年金額は?

この加給年金額は年金を受け取る人の生年月日により違いますが、

昭和184月以降の生まれの方の場合、配偶者加算を加えると

39万円程あり、結構な額になります。

 

加給年金と振替加算は同額ではなく、

ざっくり言うと振替加算は加給年金の約1/3の額です。

配偶者にも老齢年金が支給開始されるためです。

●なぜ起こった事務処理ミス?
振替加算を巡るミスはこれまでも起きていました。
でも、14年度以降急増したことから、
日本年金機構では、厚生年金と共済千金の統合に伴う相互の連携等に
原因があると推測し、
15年の統合に伴い整備された連携システムを活用して調べたところ、
支給ミスを発見したのです。
この事務処理ミスは、年金統合に伴う連係ミスだけではなく、
年金の支給開始年齢が60歳から65歳に段階的に引き上げられるなど
制度が複雑化したことも影響していたと思われます。
また、振替加算を受給するには加入者の届け出が必要な場合もあり、
これが漏れているケースもあったということです。



●西尾はこう思います
昭和61年の年金法改正で、第3号被保険者が誕生しました。
被用者年金の被扶養配偶者が保険料を納めることなく、老齢基礎年金を
受給できるための仕組みです。
そして、年金制度の端緒では、第3号被保険者の老齢基礎年金の受給額が
少なくなる恐れがあることから考えられたのが、加給年金→振替加算の制度です。
社会の構成や、結婚のあり方などが世の中の流れで変わってきて、
配偶者同士がそれぞれ被用者年金の被保険者である場合が珍しくない時代になりました。
私は、専業主婦(夫)を否定するつもりはありませんし、配偶者がお互いの仕事や
生活をサポートするのは当たり前だとも思っています。
しかし、年金支給の財源が先細りの今、
保険料を納付することなく保険給付を受ける年金の仕組みは、
再考の余地があるのではないかと私は思います。

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まだまだ暑いですが、本日デパ地下を回遊していて、
秋刀魚、秋鮭、松茸、栗、梨を発見!食べ物的には、もう秋ですよね?
秋刀魚のじゅうじゅういってる焼き立てに、大根おろしを乗せて、酢橘を
絞って、ほおばる!美味しいですよね?
いくらのしょうゆ漬けに大根おろしを混ぜて、酢橘を絞って、ご飯にのっけて
食べる!これもたまりません。

ですけど、例年と比較して、秋刀魚と鮭のお値段が高い気がします。
特に今年は、鮭は不漁で、それに比例してイクラも品不足。
昨年と比べて価格は6割増しだそうです。
鮭の不漁の原因は、いろいろ考えられるそうですが、
大きな原因は、海水温ではといわれています。
今年収穫される鮭は、2013年生まれか2014年生まれで、
2013年は海水温が異常に低温、2014年は反対に海水温が高過ぎたことが
デリケートな鮭の稚魚の生育によくなかったので、
今年取れる鮭の絶対数が少ないのでは、とのことです。

海水温の異常も地球温暖化と関連しているそうですが、
4年前と3年前の海水温で、私の食生活が
脅かされるのってどうなの?と思う今日この頃です。

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