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               働くあなたの公的年金&保険
               知っ得情報 NO.270              2018.03.15.
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★保険&年金基礎知識~労災の保険料率が変わります~

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急な気温上昇で、一遍に春が来た!と思う今日この頃です。
なんと約100年ぶりに、野生の新種の桜が発見されたとか。
三重県と和歌山県に自生しているもので、「クマノザクラ」」と
命名されたそうです。
一度見てみたいですね。

今回は、労災の保険料率のお話です。

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★保険&年金基礎知識~労災の保険率が変わります~

 この4月から労災の保険料率が変わります。

●労災の保険料率って何?
労災保険=労働者災害補償保険とは、仕事中・通勤途中での疾病や負傷に関して、
国から色々な給付がされる制度です。

法人であれ個人事業であれ、1人でも他人を雇用した事業主は、

労災保険に加入しなければなりません。
また、他の公的保険制度とは違い、対象者について、
雇用形態は関係なく、働く日数、時間の条件もありません。

保険率は業種により定められ、全額事業主負担となります。

 

労災保険率は、おおむね3年ごとに改定が行われていますが、今年の4月から、

保険率が改定されることになりました。

●労働政策審議会の答申により労災保険料率は改定されます
労災保険率は、厚生労働大臣が業種ごとに定めており、
それぞれの業種の過去3年間の災害発生状況などを考慮し、
原則3年ごとに改定しています。

厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会の答申は、
「労働者災害補償保険法施行規則等の一部を改正する省令案要綱」に対し、
「妥当」と答申しましたので、主に以下の改定が行われることとなります。
1.労災保険料率の改定
 
平成30年4月から適用される新たな労災保険率(54業種)を設定
  これにより、全業種の平均料率は 4.5/1,000となります。
2.社会復帰促進等事業等に必要な費用の限度額を引き上げ
3.家事支援業務に従事する方について、労災保険の特別加入制度の対象に追加
4 時間外労働の上限規制等の円滑な移行のため、中小企業事業主に対して、
  助成金の内容を拡充
5 「労働者災害補償保険法」に基づく介護(補償)給付と、
  「炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に関する特別措置法」に基づく
  介護料の最高限度額及び最低保障額の引き上げ

●実際の労災保険料率
54業種の中では、料率が上がる業種も、下がる業種も、そしてそのままの
業種もあります。
主なところをご紹介しましょう。
・料率が上がる業種
料率が上がっているのは3業種のみです。
ガラス又はセメント製造業   改定後 6/1000  現行 5.5/1000
非鉄金属精錬業        改定後 7/1000   現行  6.5/1000
清掃、火葬又はと畜の事業  改定後 13/1000  現行 12/1000
・料率が下がる主な事業
20業種の料率が下がるのですが、主ななところでは、
石灰石鉱業又はドロマイト鉱業   改定後 16/1000   現行 20/1000
水力発電施設、隧道等新設事業  改定後 62/1000   現行 79/1000
建設事業                改定後 9,5/1000    現行 11/1000
卸売業・小売業、飲食店又は宿泊業 改定後 3/1000   現行 3.5/1000
・料率そのままの業種
31業種がそのままです。
主なところでは、
通信業、放送業、新聞業又は出版業 2.5/1000
金融業、保険業又は不動産業 2.5/1000
その他の各種事業 3/1000

となっています。

 

●西尾の解説

水力発電施設、隧道等新設事業つまりは、ダムやトンネルの建設工事の事業の
料率の下げ幅が顕著です。
技術革新がなされ、建設技術の向上により、安全性が高まり、
労災事故が減少しているのはありがたいことですよね。
一昔前までは、労災の保険料率は、ダントツでこの分野が高かったのですが、
近年では、金属鉱業、非金属鉱業又は石炭鉱業の88/1000が
一番高い料率です。

トンネル工事というと、最近NHKで放映された「ブラタモリ」で、黒部ダムの
バックヤードが公開されましたが、構造物のコンクリートの厚みは迫力が
ありました。
あれだけのコンクリートを使った大工事ですもの、
建設当時は危険なこともたくさんあっただろう、と思ったことでした。

ちなみに、雇用保険の保険料率は、平成30年度も変わりません。


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~~~~~~~~~編集後記~~~~~~~~~

今年の3月11日は日曜日でした。
東日本大震災から7年が経過して、各地で追悼行事やイベントが開催されて
いる模様を、TVで見ていましたが、震災に遭った人、一人ひとりに、
様々な状況と思いがあることを改めて痛感しました。

復興が進んでいる地域もあり、復興が進まず足踏み状態のところもあります。
前を向いて歩き始めた人もいれば、まだまだ過去を忘れられない人もいます。
すべてを肯定して、見守ることしか、部外者は出来ないように、私は思います。

今私にできることは、忘れないことだと思っています。、

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