ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ
               働くあなたの公的年金&保険
               知っ得情報 NO.274             2018.05.15.
ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ
 
■■■■■■■■■■■■目次■■■■■■■■■■■■

★保険&年金基礎知識~日・中社会保障協定~

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 
5月12日朝、なにげなくTVを見ていたら、突如緊急地震速報が。
あの警報音は、ドキッとします。
甲信地方で震度5弱でした。

地震、火山の噴火、激烈な天候災害と、
自然の脅威と常に向き合う姿勢の必要性を、土曜日の朝に
痛感しました。

今回は社会保障協定のお話です。

============================================================
★保険&年金基礎知識~日・中社会保障協定~

5月9日、東京において、「社会保障に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定」

(日・中社会保障協定)の署名が、安倍晋三内閣総理大臣及び李克強中国国務院総理の
立ち会いの下、河野太郎外務大臣と王毅(おう・き)国務委員兼外交部長との間で
行われました。
日中両国の経済交流が活発であるにもかかわらず、社会保障協定は
締結されておらず、日中の企業
、それぞれの駐在員にとって大きな問題となっていました。

●社会保障協定ってなに?
では、そもそも、「社会保障協定」とは、どのようなものなのでしょうか?
国際的な交流が活発化する中、
多くの日本国籍の方が、企業から派遣されて海外で働く場合や、
海外で生活する方が年々増加しています。
海外で働く場合は、働いている国の社会保障制度に加入をする必要があり、
日本の社会保障制度との保険料と二重に負担しなければならない場合が生じます。
また、日本や海外の年金を受けとるためには、国によってまちまちですが、
一定の期間その国の年金に加入しなければならない場合があるため、
保険料の掛け捨てになってしまうことがあります。

社会保障協定は、そんな場合に、
1.二重加入の防止  
  保険料の二重負担を防止するために加入するべき制度を二国間で調整する
2.年金加入期間の通算
  保険料の掛け捨てを防止するために、日本の年金加入期間を
  協定を結んでいる国の年金制度に加入していた期間とみなして取扱い、
  その国の年金を受給できるようにする

ために締結しています。


●現在、日本と社会保障協定が締結されている国は?
本協定は、ドイツ、英国、韓国、米国、ベルギー、フランス、カナダ、オーストラリア、
オランダ、チェコ、スペイン、イタリア、アイルランド、ブラジル、スイス、インド、ハンガリー、
ルクセンブルク、フィリピン、スロバキアの20カ国です。

中国との社会保障協定が発効すれば、協定21番目の国となるわけです。
主な社会保障協定の発効時期を見てみますと、
平成12年 ドイツ
平成13年 英国
平成17年 アメリカ、韓国
平成19年 ベルギー、フランス
平成28年 インド
などと、なっています。
これで見ますと、人的交流が頻繁な割に、中国との協定の交渉は
遅れている感じがしますね。

●日中間の相互間社会保障の現状
現在、日中両国からそれぞれの相手国に派遣される企業駐在員等について、
日中双方の年金制度に二重に加入を義務付けられる問題が生じています。
日・中社会保障協定が締結されれは、このような問題を解決することとなります。
この協定が効力を生ずれば、派遣期間が5年以内の一時派遣被用者は、
原則として、派遣元国の年金制度にのみ加入することとなります。

ただし、現在は日・中社会保障協定について基本合意がなされ、両国の署名が
行われた段階で、この協定の発効には、国会の承認を得て、
協定を締結する必要があります。
手続は、外務省が行います。

●西尾
はこう思います

中華人民共和国における在留邦人は、平成28年10月1日現在で、
128,111名おられるそうです。
日本で働いておられる中国の方は、もっと多いような気がします。
特に感じるのは、アニメ映画のクレジットを見ていると、
中国名や韓国名のアニメーターさんが多く見られます。
IT業界や映画・アニメ業界で働いている方に中国の方が多いのでは
ないでしょうか?
日本は、経済交流だけではなく、文化・芸術面でも中国や韓国と
お互いに影響を及ぼし合っているように思います。

政治的にギクシャクしていても、人的交流が拡大し、
理解しあえる関係を構築できれば、と切に思います。



============================================================

~~~~~~~~~編集後記~~~~~~~~~

5月13日は、母の日でした。
今はない母に、心の中で、感謝しました。

自民党の国会議員さんが、
党内の研究会の会合で、
「結婚披露宴でスピーチを頼まれたときに、子どもは3人以上産んでほしい」
と話したという件が物議を醸しています。
私は、国会議員という立場の人であるなら、そんな発言をする前に、
安心して、子供を産み育てる環境の整備に注力するべきではないか、
と思います。
子どもを育てることは大変なことです。
親は、子どもが生まれてから、立派に成人した後でも、
心配が絶えることはありません。取り越し苦労の連続です。
親には感謝しかないと私も思っていますが、
深く考えもせずに、他人が、子どもを3人産め、などと、どんな偉い立場の人でも
言ってはいけないと思います。

子どもをほしい人も、そうでない人も、
周りに気兼ねせずに、楽しく暮らせることが、一番大切ではないかと
思うのですが。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*********************************************************
社会保険労務士法人西尾事務所
特定社会保険労務士&年金コンサルタント
西尾雅枝
〒604-8155
京都市中京区錦小路通室町東入ル
占出山町308 ヤマチュービル2F N10
電話&FAX(075)241-4586
メール
info@nishio-sr.com
WEBサイトhttp://www.nishio-sr.com
フェイスブックhttps://www.facebook.com/nishiokarasuma
*このメールマガジンの無断転載・転用は固くお断りいたします。*
*********************************************************
------------------------------------------------------------
働くあなたの公的年金&保険知っ得情報
発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com
配信中止はこちら』http://www.mag2.com/m/0000180112.html
-------------------------------------------------------------