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               働くあなたの公的年金&保険
               知っ得情報 NO.106     2011.02.15.
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■■■■■■■■■■■■目次■■■■■■■■■■■■ 
★保険&年金基礎知識〜年金額が決定しました〜
★トピックス〜運用3号再び〜
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立春も過ぎて、

やっと、寒さも一段落ですね。

 

これから、暖かくなるのはありがたいのですが、

花粉症をお持ちの方は、おつらいですね。

 

いいことばかりはない、ということでしょうか?

 

今回は、年金額のお話です。

 

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★保険&年金基礎知識〜年金額が決定しました〜
 

平成23年度の年金額が発表になりました。

 

物価下落に合わせ、0.4%の引き下げを決定しました。

 

発表されたモデルケースは、相変わらず夫の平均収入が36万円で40年働き、

妻がその期間全て専業主婦の場合の発表です。

 

●モデルケースの年金額は?

6月から支給される年金月額は、上記のケースの場合、231,650円で、

前年度942円減。

2人とも国民年金だけの場合、131,484円で532円減、

単身者で国民年金だけの場合、65,742円で266円のマイナス。

年金は物価と連動するのが原則ですので、昨年の全国消費者物価指数が

前年比マイナス0.7%となり、年金額改定基準の2005年を0.4%分下回った

ための措置です。

 

年額に直すと、満額792,100(受験時代は、なくにーと覚えましたが。)

から満額788,900円となります。

 

●年金保険料も下がります。

国民年金の保険料も下ります。

2010年度が月額15,100円でしたが、平成234月から翌3月までは、

月額15,020円で80円下ることになります。

 

保険料引き下げは昭和36年の国民年金制度開始以来初めてのこと

だそうです。

で、保険料を毎年上げる予定であると発表された平成16年の資料を

調べてみました。

 

あくまで、社会情勢の変化で変わる可能性あり、とありますが、

当初平成23年度は、15,260円となっていましたので、いかにそれ以後の期間、

日本が経済的に困窮してきたかがわかります。

 

現在の財源確保だけでは、制度維持は難しいと考える識者、政治家も多く、

社会保険制度の維持のために、消費税率を上げる議論が行われています。

 

 

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★トピックス〜運用3号再び〜

 

いつも思うのですが、国民年金第3号被保険者の制度は、

おかしいです。

 

厚生年金や共済年金加入者の配偶者は、

保険料負担がなくても保険料を支払ったとされるこの制度は、

所謂、年金が2階建て方式になった昭和61年創設の制度です。

 

前回も書きましたが、「運用3号」対象者が100万人と推定されています。

現在国民年金3号の方は1021万人いらっしゃるそうです。

 

既に資格変更して未納期間が確定した人は、今回の救済の対象外。

 

総務省の年金業務監視委員会は、3日、この運用3号が

適正かどうか調査する方針を固めました。

 

委員長は、「正直に届出て資格を変更し保険料を納めた人と比べ、

極めて不公平。法的に問題がある」

 

と発言してします。当然の調査だと思います。

 

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〜〜〜〜〜〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜

 
立春を過ぎて、寒さが冬の寒さではなく、
春の寒さ、に変わったような気がします。
 
錦市場を覗くと、
旬の本もろこの串、
ふぐの白子、ふきのとう、等など
高価な旬の味覚が目につきます。
 
なかでも、博多で育った私は、
ふぐの白子にひかれます。
淡白で濃厚な美味にはうっとりします。
 
でも、ふぐの白子は、ちょっと、いやだいぶ無理。
 
今日は(今日も、のほうが正しいかも)、
お味が似ていないとも言えない
お豆腐で、
さっぱり湯豆腐とまいります。
 
 
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