あなたの許には、定額給付金の給付申請書は
送られてきましたか?
時期を同じくして、年金定期便もスタートいたしました。
今回は、この年金定期便のお話です。
4月から「年金定期便」が始まりました。
送付対象は、国民年金、厚生年金の被保険者の方です。
ですので、年金受給者には送られてきません。
もちろん、年金受給者でも、厚生年金の被保険者として働いておいでの
方には送られてきます。
●送付時期は?
「特別便」の時のように、一斉に送られてくるのではなく、誕生月に送られて
きます。
但し、4月1日が誕生日の方は来年の3月に送られてきます。
●内容は?
内容は、
1.年金加入期間
2.年金見込み額(50歳未満の方はその時点での加入実績に応じた額、
50歳以上の方は現在の加入制度のままの場合の将来の見込み額)
3.保険料の納付額
4.年金加入履歴
5.厚生年金加入時の月毎の標準報酬月額、賞与額、保険料納付額
6.国民年金の場合は月毎の保険料納付状況
以上ががまず初回の内容で送られて、
平成22年度からは、
35,45,58歳の方には1〜6全部を、
他の方には1〜3は記録を更新して、
5,6については直近1年分が送られてきます。
●封筒の色が示すこと
封筒は2色あります。
オレンジ色の封筒で送られるのは、先の「特別便」を送付する際、
名寄せ作業によって得られた記録がご本人の記録である可能性の高い方で、
特別便に未回答の方や、「訂正なし」と回答された方、
標準報酬月額に誤りがある可能性のある方に送付されます。
水色の封筒はそれ以外の、問題がないと思われる方です。
●西尾の解説
オレンジの封筒が送られてきた場合は、再度ご自分の働いた期間や、
会社名をご確認下さい。その時に、役立つのが、ファミリーヒストリーです。
結婚した年や、お子様が生まれた時、小学校に入学された時などは
特別の記憶として、その時のご自分を思い出すきっかけになってくれます。
ご家族でお話しになるのも宜しいかと。
案外、ご家族が覚えていらっしゃるケースもあります。
先日、仕事で社会保険事務所へ行ったのですが、すでにオレンジ、水色の
封筒をお持ちになって、相談窓口にお越しになっていらっしゃる方がありました。
共済組合加入期間は情報を統合作業中とのことで今回のお知らせには
含まれていません。
今回の定期便では、厚生年金、国民年金に支払った
保険料納付額累計が表示されます。
この表示はいままでにない試みで、
標準報酬月額の全期間表示とともに、個人的に、
つまり、野次馬根性でとても興味のあるものです。
が、私の誕生月はもう過ぎてしまい、今年は年金定期便は
送付されては来ません。
来年の送付が待ち遠しく思えます。
でも、こんなに払ったのに
年金これだけ?
とほほ....。
と思いそうで、怖くもあります。