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               働くあなたの公的年金&保険
               知っ得情報 NO.7         2007.01.01.
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★年頭のご挨拶に代えて〜2007年問題〜
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あけましておめでとうございます。
皆様、良い新年をお迎えになったことと存じます。
このメルマガも、リニューアル後の新年初めは第7号!
ラッキーセブンで縁起よくスタートさせていただきます。
 
公的年金&保険、そしてトピックスという構成のメルマガは
次号1月15日号からとさせていただき、今回はいわゆる
2007年問題、2007年に予想される団塊の世代の大量
退職問題についてお話いたしましょう。
 
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★年頭のご挨拶に代えて〜2007年問題〜
 
2007年から、団塊の世代が60歳を迎えます。
 
●団塊の世代と定年
 従来、一般の会社の定年年齢は60歳が殆どでした。
 2006年の「高齢者雇用安定法」の改正により、2007年4月からは
 定年年齢が段階的に引き上げられ、2014年4月以降65歳以下の定年
 は認められなくなります。
 これは、団塊の世代の大量退職を控え、厚生年金の支給開始年齢が引き上
 げられつつあることとの兼ね合いから生まれた措置であるともいえます。
 そして、今の60歳はとっても元気でまだまだ働けるから、そしてローンや子供の
 学費等働かねばならない方もいるという背景があるからです。
 
 しかし、歌舞伎小道具の藤浪小道具株式会社のように、本人に働く意欲が
  あれば定年は69歳、その後の雇用も可能、人事査定や考課はなしという
  会社まれです。
 
 定年年齢の引上げに関しては、即65歳までとするところ、継続雇用制度を
 導入するところは少なく、再雇用制度を導入し、査定や考課により再雇用する
 人を選別しているところが多いようです。
 制度は導入されても、60歳以降働く場は少ないのが現実です。
 
●団塊の世代ヒストリー
 第二次世界大戦で敗戦した日本に生まれたこの世代は、入試、就職と常に
 競争の中で生きてきました。
 アメリカ文化に憧れ、アメリカンポップス、ビートルズを聴き、ミニスカートやジーンズ
 を着こなした世代でもあります。
 また、職場に導入されたコンピュータにも殆どの人が食いつき、キーボードぐらい 
 は打てる世代でもあります。
 
 高度成長期の中で、企業戦士と呼ばれ、寝ずに働き、バブル経済を支えまし
 た。しかし、バブルがはじけた後は、激しいリストラの嵐にまともにぶつかりました。
 この世代が、会社から開放されたとき、何を考え、どう動くのでしょうか?
 
●団塊の世代の生きる道
 野村総研の調査結果によると、団塊の世代の約8割が60歳以降も働き続け
 たいと希望し、そのうちの15%は起業も考えているということです。
 また、着目するべき点は、その「仕事」に社会貢献も含めている点です。
 
 市場は団塊の60歳以降の団塊の世代の購買力に多大な興味と期待を
 寄せています。
 しかし、この団塊の世代は今の20代〜40代の方の参考になるような60歳
  以降の生き方が出来るのではないか。ああいう風になりたいなと思ってもらえる
 生き方が出来るのでは、と私は期待しています。
 
●西尾が思うこと
 60歳を迎え、再雇用で会社に残り働き続ける道を選択する方、退社して
  新たな道を歩くことを選択した方、様々な決断があります。
 
 団塊の世代に一番ふさわしくない言葉は、「老後」そして「セカンドライフ」だと
 私は思っています。
 団塊の世代の60歳からの生活は、会社から脱出、本当の自分を出して
 生きる「リアルライフ」こそ、この世代にふさわしい言葉ではないかと
 思っています。
 
●今年のメルマガは?
 社会保険や労働保険の取り扱い方が少々変わりますので、多様化するライフ 
 スタイルに対応した的確な情報を素早く発信していきます。
 
 また、すべての働く皆様のお役に立つような公的年金や医療保険、雇用保険
 や労災保険についての最新の情報をお伝えしていきたいと思っています。
 民間保険のエキスパートとのコラボレーションによる保険情報もお伝えできないか
 と、現在検討中です。
 
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〜〜〜〜〜〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜〜
年末に、なぜか飛躍的に読者数が増えました。
大変嬉しく思っておりますが、これまでどおり地に
足をつけてご期待にそえるよう頑張りますので、
どうかよろしくお願いいたします。
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